おじいちゃんの元気の秘密
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2011年3月20日
■おじいちゃんの元気の秘密!
突然ですがあなたは健康な老後の生活を送るために
一番大切な事って何だと思いますか?
いきなり老後の話で恐縮ですが
でも大切なことですよね!
あるお医者さんが老人ホームを検診して回るのに
元気なお爺ちゃん、ぼけないお婆ちゃんには
一つの共通点があることに気づいたと言います。
それはしっかりと自分の「歯」を持っている事。
どうしても、歯が少なかったり入れ歯にしてしまっている方は
傾向として病気がちだったり元気が無く
歯を持っている方は、目の輝きやエネルギーが違うというのです。
実際に80歳の高齢者を対象とした統計分析から
歯の喪失が少なく良く噛むことができる人は
生活の質、および活動能力が高く運動機能においても優れている
ということが報告されているのです。
これをひっくり返して考えてみると
健康寿命を延ばす!
つまり生活の質が高い状態で
できるだけ長く生きるためには
「歯の寿命を延ばす」
ということが大切だという事が分かります。
そう言う考え方から
8020運動という運動が平成元年に
厚生省と日本歯科医師会が提唱し推進されてきています。
え?8020運動って何?ってかんじですよね。
8020運動とは
「80歳になっても20本以上の自分の歯を保とう!」
という運動です。
■自分の歯の数は何本でしょう?
ところで、自分の現在の歯の数は何本だか
知っていますか??
これ、突然聞かれると
結構答えられないですよね。
80歳で20本といっても、もとは何本かも知らなければ
話になりませんよね。
人間の永久歯は親しらず4本を含めると
32本あります。
そこから失った歯を引いてみてください。
何本になりましたか?
これで計算して20本ならまだまだ大丈夫だ!と
ほっとした人も多いかもしれません。
ところが・・・・
歯の年齢別残存数の統計を見てみると
そこには驚きの結果が現れているのです。
20歯以上有する者の割合(平成17年度)
40代前半 98%
40代後半 95%
50代前半 88.9%
50代後半 82.3%
60代前半 70.3%
60代後半 57.1%
70代前半 42.3%
70代後半 27.1%
80代前半 21.1%
80代後半~ 8.3%
そう、50代までは8割の方が安全ラインなのです。
でもそこからが大変。
60代後半から70代で半数を切ります。
80代には2割。
8020運動は80歳で20本でしたよね。
現実は2割という非常にしびやな世界です。
ドドーン・・・
なんだか、急に雰囲気が重たくなってきました。
大丈夫でしょうか。
それでもこの数字はだいぶ増えてきている数でもあります。
平成11年度の調査では80代以上の割合が13%
平成5年度の調査では11.7%
着実に8020運動が浸透してきているという証拠でもありますね。
■まさにこれからの口内ケアが試される!
この60代~70代の壁を越えるためには
その時になってデンタルケアと言い始めても遅いのです。
日々の生活、噛む習慣、オーラルケアに
いかに意識をさいてきたかが
まさに、このときに問われていくのです。
さぁ
あなたは一度きりのこの人生
何歳まで生きる予定ですか?(笑)
60歳くらいまでならそんなに
デンタルケアに気を遣うこともないかもしれません。
でも80以上まで生きる予定の人!
もし80歳で生きていたとしても
寝たきりだったり、おいしい物もろくに食べれなかったり
認知症だったりじゃぁ、幻滅ですよね。
だとしたら、まず今から
歯磨きの仕方や
オーラルケアの仕方を見なおしてみましょう!
以下の記事も参考にしてください!
歯磨きのコツまとめ
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■ 口の健康を守るのに
こちらの歯磨き粉がお勧めです。
研磨剤・発泡剤・防腐剤不使用
マスティック配合!
食の質の方程式
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2011年1月21日
食が体を作るということを考えたときに
食べ物を選ぶということはとても大切です。
新鮮な物、旬の物、信頼できる生産地
そして栄養バランス。
体に入った物は体内の各器官にて
分解、消化吸収され、必要な栄養素が
体の必要なところにバランス良く到達して
健康な体が維持されます。
なので食べ物を選ぶというのは
自分の体になってくれる素材を選ぶということですから
ある意味自分を選んでいるのと同じです。
それくらいの重みを持って
自分が口にする物を選ぶという意識は
大切だと思います。
でもここでひとつ。
食べるものに気を遣う人はとても多いのですが
食べ方に気を遣う人は意外と少ないです。
食べ方というのは習慣です。
自分が特別に「意識」しないかぎり
同じような食べ方で人生を生き続けていくことでしょう。
でも、この食べ方のもたらす
健康効果はものすごく重要です。
自分が選んだ食材の良さを生かすも殺すも
この食べ方にかかっているのです。
私はこんな方程式を提案したい!
食材×食べ方×口内環境=食の質
この各項目の最大化が食の質の最大化につながると。
食べ方というのはシンプルです。
「良く噛む」ということ。
え?それだけ?
というくらいシンプルですが
傾向として昔に比べ食べやすいものが増えて噛む回数が激減しています。
そして噛むためにはしっかりとした歯が必要。
また健康な口内が必要になるわけです。
その為にはしっかりとしたケアが必要というわけです。
食の質を考えるには
そこまで考えるべきだと思うのです。
歯科矯正の威力!
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2010年10月1日
虫歯対策の3つのアプローチのうち
一つ目の歯の形、歯並び
なかなか簡単にどうこうできるものでもないのですが
歯科矯正ってすごいです。
こちらの動画は
一年半にわたる歯科矯正の過程を
25秒で早送りしています。
歯科矯正って、結構金額も張りますが
口の健康を考えるとお金に変えれないなぁとも思います。
矯正具を装着するので結構大変だとは思いますが
これだけきれいになれるのなら、やる価値はあると思いますね。
虫歯対策は3方向からのアプローチで
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2010年10月1日
先日、歯医者さんの作ったチョコレートを紹介しましたが
なぜ虫歯にならないかというと
甘味料として砂糖を使わずに
キシリトール100%使っているからというお話でした。
では、なぜ砂糖が虫歯の原因になるのか
虫歯のメカニズムについて少しご紹介します。
口の中には400種類を超える菌が住んでいるといわれています。
そのたくさんの菌の集合体をプラークと呼びます。
このプラーク1mgの中には10億を越える細菌が生息しているといわれ
とにかく、私達の目に見えないミクロの世界では
口の中は菌だらけだというわけです。
このプラークと食べかすが混ざって歯に付着したものが歯垢。
これらは砂糖などの糖分をえさに酸を出します。
この酸が硬い歯を溶かし、虫歯の原因となります。
だから歯磨きをしてあげることで
プラークコントロール
歯垢の除去をしてあげるのです。
ただ虫歯の予防は歯磨きだけとは限りません。
虫歯には三つの要素が絡んできます。
①歯の形(固体要因)
それぞれの歯の形や歯並び。
②歯の汚れ(病原要因)
口の中の菌バランス、歯垢の量
③食習慣(環境要因)
不規則な食生活や間食、糖分の多い食事
ですから虫歯の予防にはこの3つの方向からのアプローチが有効です。
→歯の形
まずは虫歯になりにくい健康できれいな歯並びづくり。
これは簡単に変えれるものではありませんが
考え方としてはとても大事。
歯並びが悪いとそれだけで
歯垢が付着しやすかったり、それを除去しにくかったりするので
虫歯になりやすい口になってしまいます。
→歯の汚れ
口の中の菌バランスを整え、絶えず清潔な口内を維持。
これが歯磨きで対応する部分ですね。
虫歯予防の基本です。
そのためには正しい歯磨きの仕方
歯ブラシだけでなくデンタルフロスなどを活用するなど
歯垢除去のための正しい知識が大切です。
→食習慣
糖分が多い食生活が虫歯の原因にもなるわけですから
極力、必要のない間食を控えるということは
口のためにも健康の為にも大切だということ。
特に小さい子供の場合、
チョコレートや飴など、甘いお菓子の与えすぎは
すぐに虫歯の原因となります。注意注意。