コンビニより多い歯医者さん
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2010年10月8日
今日はいい歯の日(11月8日)ということで
歯医者さんによっては
親子歯磨き教室などを企画されている所も
あるようです。
素晴らしいですね。
そう言うところに歯医者さんのポリシーが表れるのだと思います。
なぜならば本来やらなくてもいいことですから。
毎日の仕事をこなすだけでも結構大変な事のはず。
そんな中イベントを企画して何かをやろうとするのは
それだけの気持ちが無いとできない事です。
歯医者さんは今ものすごく増えています。
コンビニより歯科医の数が多いという話
聞いたことありませんか?
ちょっと調べてみたら驚きの数字が出てきました。
全国の歯科診療所は約68167カ所。(平成22.2)
全国どこでもあるコンビニの店舗数は42865カ所(平成22.4)
とすると・・・
歯医者さんはコンビニの1.5倍以上!?
実感値としてコンビニより多いというのは
ちょっと信じがたいのですが、
計算するとそう言うことになりますね。
とにかくものすごい競争にさらされているわけです。
そのような中で歯医者さんが勝ち抜いていくためには
定期メンテナンスという考え方を
いかに定着させていくかということではないかと思います。
実際にこの前の記事で紹介したように
定期メンテナンス率が90%のフィンランドが
80歳の歯の残存率が日本の二倍以上で
日本の定期メンテナンス率は2%という話がありました。
つまり、ほとんどの人は
定期メンテナンスに通っていないし
その必要性を理解していないと言うことです。
つまり裏を返せば
それだけ潜在的なお客さんがいると言うことですよね。
そこに歯医者さんは目をつけるべきだと思いますし
そうなってこそ本当の意味で
日本の歯科事情が改善していくのではないかと思うのです。
歯のメンテナンスはとっても大切
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2010年10月6日
日本においての歯医者さんは
虫歯ができたら行くところと認識されています。
でも本来は虫歯ができる前に行くべき所でもあるのです。
それが定期メンテナンスという考え方です。
でもこれがなかなか。
わかっているけどいけていない。
それが現実です。
今は大丈夫。だからあまり問題意識もあがらない。
痛くなってから急いで歯医者にかけていく。
でもそれが後になってつけがまわってくるのです。
統計を見るとメンテナンスを受けていない人は
18年間で1.3~6.5本もの歯を失っています。
定期的にメンテナンスした人では、
わずか0.24~1.08本の歯を失うことですんでいます。
この差は大きいですよね。
日本に次ぐ第二の長寿国であるスウェーデンの話ですが
80歳の歯の残存数は日本人の二倍以上で
21本だそうです。
その秘密はやっぱりこのメンテナンスで
歯医者さんを訪れる人の90%がメンテナンスだそうです。
ちなみに日本は2%。
これは歯医者さんは虫歯を治すところではなく
歯の汚れを落としたり、健康チェックや予防のために行くところと
考えられているということですね。
同じ80歳でも歯が数本の80歳と
20本以上の80歳とでは生活の質、クオリティーは天地の差。
どんな老後を過ごしますか?
それは歯のメンテナンスにかかっているといっても
過言ではないのです。
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