オリンピックの醍醐味
日々、オリンピックの話題で賑やかですが
残り2日になりましたね。
メダルの色や数に対して、色々な意見もあるようですが
そのメダル一つ一つに込められた重みを思うと、
多い少ないとさらりと表現してしまうにはもったいのかなと。
競技の世界において最終的に求められるのは結果です。
そう言う意味で、メダルの数や色は当然評価される内容ではあります。
でも、オリンピックの醍醐味は
そこに至る過程であったり、ストーリーにもあります。
世界規模で実力を競う場であるが故に
その場に立つまでの道のりは決して平坦ではなかったはずです。
メダルをとった人だけでなく、
メダルをもらって表彰台に上る人の背後には
数十人、数百人の選手達がいて
その一人一人に、オリンピックに向けて戦ってきたストーリーがあると思うと・・・
いやぁ、重たい!!
そして、少し思考を飛躍させますが
私たちもある意味では
人生というオリンピック場で切磋琢磨している一人であるという事。
(飛躍しすぎ??)
メダル良かったね!で終わるのではなく、
あぁ、自分も今の自分の環境の中での金メダルを目指して
頑張ろう!と思える、そんなきっかけにしていけるといいですね。
人が一番輝くとき
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2012年7月9日
夏の暑さも真っ盛り。
いかがお過ごしでしょうか?
ロンドンオリンピックも盛り上がりを見せていて
レスリングの2階級金メダルにはぐっと来てしまいました。
ここのところ夜更かしが続いています・・・
本当に選手一人一人が輝いていますよね。
それぞれ人生をかけて世界の舞台に上がっていくわけです。
そしてその一人一人にたくさんのドラマがある。
それを共有するから感動が生まれるのだと思います。
これからが楽しみですね。
今日はそんな選手たちの活躍に合わせて
人が一番輝ける時がいつかということを少し考えて見ましょう。
空手の板割で、プロの空手家がどこを狙っているかご存知でしょうか?
実は、板を狙っているのではありません。
板を通り越した10センチ先程を狙うというのです。
その狙ったポイントへの通過点に板があります。
なので板を割ることをイメージしているのではなく
すでに割ったその先をイメージしているというのです。
狙った所に拳が行き着いたときのエネルギーよりも
そこに向かっている時のエネルギーの方が高いという事です。
そして自分にとってエネルギーが見事に最大化するポイントを
板に当てれるように直感的に狙いを定めるのでしょう。
確かにそう考えてみると
今までの自分の人生を振り返って見た時に
何かを達成した瞬間よりも、達成に向かっている時の方が
エネルギーが高かったように思いませんか?
むしろ達成した途端にエネルギーが急速に開放されて行きます。
その開放の仕方を間違えると
燃え尽きてしまうということもあります。
ここに常に輝いて生きるヒントがあるように思います。
輝いて生きる、つまりエネルギーに溢れているということですが
その為には自分が得たい物の一歩先を目標に生きるということ。
自分自身が輝き始めれば夏の暑さも、色々なトラブルも
自分の人生というドラマを彩る景色に変わります。
今日という一日は毎日繰り返される同じような一日ではなく
長い人生の中のたった一度の一日。
今日のあなたは輝いていますか?