砕け散ったIPad
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2012年8月8日
一年前くらいから仕事で使うために
IPadを使い始めたのですが、
ものすごく便利で、今やIPadなしでは不便で仕方がない生活を送っています。
結局仕事だけではなくプライベートでも大活躍。
家では妻もパソコンを立ち上げるよりも
IPadのほうが楽なので、パソコンを使う頻度が減り
重宝しています。
そんな毎日なのですが・・・
(別にアップルの回し者とかではありません。)
数日前、うっかりIPadを落としてしまいました。
見事に砕け散りました。
画面も、そして私の心も・・・・
ひびだらけになり、所々ディスプレイがはがれ
スマートな姿を誇っていたマシンが一瞬にして無惨な姿に。
しばらくショックで立ち直れませんでした。(涙)
調べてみたら保険に入っていたので
ある程度補償がつくようなのですが
今日、修理の引き取り日です。
もしあのとき、いつものようにしっかりしまっていれば
落とすことなんてなかったのに・・・
といまだにあの落とした瞬間の事を思うのですが、
人生って、そういう決して取り戻すことの出来ない瞬間の連続なんだと
ひしひしと感じています。
戻せないから価値があるし
やり直せないから、その一瞬が輝くのだと。
もし、いくらでもやり直せる人生だったら
「それ、いいかも!」と一瞬思いますが、
それほどつまらない人生も無いと思います。
もしボーリングでストライク以外は全部キャンセル、やり直せる
そんなボーリング場があったらいきたいでしょうか?
そんなことして得たパーフェクトゲームに何の意味があるでしょう。
砕け散った日々だらけのIPadを眺めながら
そんな人生の妙味を噛みしめるのでした。