人が一番輝くとき
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2012年7月9日
夏の暑さも真っ盛り。
いかがお過ごしでしょうか?
ロンドンオリンピックも盛り上がりを見せていて
レスリングの2階級金メダルにはぐっと来てしまいました。
ここのところ夜更かしが続いています・・・
本当に選手一人一人が輝いていますよね。
それぞれ人生をかけて世界の舞台に上がっていくわけです。
そしてその一人一人にたくさんのドラマがある。
それを共有するから感動が生まれるのだと思います。
これからが楽しみですね。
今日はそんな選手たちの活躍に合わせて
人が一番輝ける時がいつかということを少し考えて見ましょう。
空手の板割で、プロの空手家がどこを狙っているかご存知でしょうか?
実は、板を狙っているのではありません。
板を通り越した10センチ先程を狙うというのです。
その狙ったポイントへの通過点に板があります。
なので板を割ることをイメージしているのではなく
すでに割ったその先をイメージしているというのです。
狙った所に拳が行き着いたときのエネルギーよりも
そこに向かっている時のエネルギーの方が高いという事です。
そして自分にとってエネルギーが見事に最大化するポイントを
板に当てれるように直感的に狙いを定めるのでしょう。
確かにそう考えてみると
今までの自分の人生を振り返って見た時に
何かを達成した瞬間よりも、達成に向かっている時の方が
エネルギーが高かったように思いませんか?
むしろ達成した途端にエネルギーが急速に開放されて行きます。
その開放の仕方を間違えると
燃え尽きてしまうということもあります。
ここに常に輝いて生きるヒントがあるように思います。
輝いて生きる、つまりエネルギーに溢れているということですが
その為には自分が得たい物の一歩先を目標に生きるということ。
自分自身が輝き始めれば夏の暑さも、色々なトラブルも
自分の人生というドラマを彩る景色に変わります。
今日という一日は毎日繰り返される同じような一日ではなく
長い人生の中のたった一度の一日。
今日のあなたは輝いていますか?