雪塩ってどんな塩?
じっくりと開発を進めてきた
美味薬膳ブレッド「Pan de Choju」
移動販売のハローエレファンでは
すでに販売を開始して1ヶ月経ちました。
お客様からの声も聞こえてきて
まずまずのスタートです。
レシピや材料も常に改善を重ねながら
少しでも良い物をお届けできるように
工場長とも議論を重ねています。
今まで使っていた塩はモンゴルの天然塩。
一粒一粒が非常に細かく
溶けやすく味も浸透しやすい塩でとても良かったのですが
もっとすごい塩を見つけてしまいました。
それが宮古島の塩「雪塩」
宮古島の海はサンゴ礁を育む美しい海です。
というより宮古島自体が珊瑚が隆起してできたと言われているそうで
石灰岩の地層が島の下にあるそうです。
そんな特殊な環境で
硬い岩でありながらスポンジのように細かい穴が空いている
琉球石灰岩(隆起サンゴ礁)を海水が通ることで
不純物が天然の濾過装置を通るかのように取り除かれ
同時にサンゴの持つカルシウムが溶けだした地下海水になるそうです。
そんな特殊な海水の成分をそのまま残した塩を作ろう!ということで
できたのがこの「雪塩」
マグネシウム、カルシウム、カリウム他
18種類の成分が含まれるミネラル豊富な塩です。
パンに入る塩の量はわずかですが
このわずかな塩の働きは
塩を抜いたパンを作ってみるとよく分かります。
現在も塩を摂れないと言う方からの特別注文で
無塩パンを作っていますが
生地の安定性が失われ、非常につくりにくく
味も、正直おせじでも美味しいとは言えません。
というより、食べれません・・・・
微量ではあるけれど、影響力のある塩。
ということで、Pan de Chojuに雪塩を入れて作ってみました。
パンというのはオーケストラのような物で
素材一つ一つには、それぞれの味があり特製があります。
それを、プロの職人の指揮で一つにまとめ上げることで
それぞれの味が生かし合い、支え合って
新しい味が創造されていくのです。
11月14日のインターネットでの正式発売開始に向けて
いよいよ大詰めです。