機械も体もメンテナンスが大切
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2011年8月29日
「動かない・・・」
毎朝6時半には家を出る私の通勤手段は
原動機付自転車。いわゆる原付です。
朝の静かな空気をきりながら走るのが気持ちよいのですが
その日に限って、どう頑張ってもエンジンがかからない・・・
しかたなくキックでかけようと
キックペダルに足をかけたのですが、これがカッチコチで
元から動かない部品かのように固定されてしまっています。
朝からうなってしまいました。
それが月曜日の朝の話。
とりあえずバイクが動かないからと休むわけにもいかず
家族の自転車を出してきて、それで出勤したのですが
動かないバイクをそのまま放っておく訳にはいきません。
いつもお世話になっている
バイク屋のおじさんにすぐに電話。
奥さんが電話を受けて、今でかけているとのことだったので
少し時間をあけてかけ直しました。
「なにぃ~バイクがこわれたぁ~~」
いつもの元気の良い声が受話器越しに響いてきます。
このバイク屋のおじさん、
もう70過ぎだというのに元気元気!
バイク一筋で今でも仲間と大型にのってツーリングにでかけるくらい
エネルギッシュ。
話好きで話し始めると止まらない止まらない。
「なんでもっと早く電話しないんかぁ?もう今日はダメだぞ。」
いやいや、さっき電話したらいなかったんですよ・・・
「今どこにあるんだぁ、そのバイクは。
え?自宅ぅ?取りに行ってやんよ。でも暗い時間はだめだぞ」
「明日だ、あした。」
「鍵をバイクの前輪と地球の間にはさんどけぇ。わかったかぁ!!」
タイヤと地球の間か・・・さすが話が大きい!
そんなやりとりがあり、
昨日無事に会社まで修理完了したバイクが届きました。
「ったくぅ、だから一年に一度くらいは
うるさいじいさんの顔を見によれっていつも言ってるじゃねぇか」
「原付だってメンテナンスが必要って事。」
「車検がないから、みんな壊れないともってこないんだ」
もう、言われること正にそのとおりで・・・
今回は3カ所の故障。
オイル漏れ、キックペダルのさび付き、バッテリー不足。
逆に、動かなくなって良かったということ。
オイルもれなんて、何かが起きてからでは遅いですから。
でも流石プロの仕事。
オイルでベタベタになっていたバイクの下の部分もピカピカに。
キックペダルも軽~い軽い。
踏み込むだけでエンジンがかかるので感動。(いや、当たり前なんですけどね。)
タイヤにも空気をしっかり補充してくれてあって
乗り心地が良くなっていました。
日々のメンテナンス。
これは絶対に必要ですね。
バイクに限らず、もっと大切な私達の「体」も。
これも一つのサイン。
予想外の出費を勉強代と思って
色々見なおして行かないといけないなぁと思わされました。