力強く磨き続けるとこうなります。
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2011年3月3日
昨日は歯磨きの3つのポイントについて書きました。
「歯磨き」のポイントは
歯磨きではなく・・・という所にあるということでしたよね。
バス法、スクラビング法という
磨き方のテクニック以上に、
なぜその磨き方が歯垢除去に効率的なのか
という、本質の部分を理解しておくと
応用が可能です。
磨き方を教えるときには
よく、歯の模型を使いますよね?
でも、自分の口、歯並びってどうですか?模型と一緒ですか?
歯並びによってもかなり磨きやすさは変わってきます。
また歯並びだけではありません。
カルシウム不足で歯の再石灰化が弱い人は
普通の人以上に優しい圧力で磨く必要がありますし
歯周病になりかけている人は
歯茎のケアに重点を置いた磨き方が必要です。
なので、一律にこの磨き方絶対とは言えません。
だからこそこのポイントを理解しておくことがとても大切なのです。
そのポイントの中でも
磨くのではなくブラッシングという話がありましたが
このポイントを知らずに
一生懸命、結構な圧をかけて磨いてしまった写真がこちら。
なんと治療後の金属の部分まで削れてしまっています。
また、歯茎も減って歯の根本の部分まで出てしまっています。
歯茎の下に本来隠れている部分は
歯のエナメル質より柔らかいセメント質でできています。
なのですり減りやすいですし虫歯にもなりやすい。
知覚過敏の原因にもなります。
歯を磨くのではなく、ブラッシングで歯垢を除去です。
ゴシゴシではなくシャカシャカです。
歯に当てる圧は200gが目安。
ぜひ一度はかりに押し当ててみてください。
思ったより軽い圧ですよ。
歯磨き粉の中に入っている研磨剤も
歯を削る作用を持っているので、特に電動歯ブラシを使う場合には要注意。
磨き方さえしっかりポイントを押さえていれば
研磨剤は不要です。
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