続 「一期一会」
一期一会・・・
昨日、そんな記事を書きながら
夕方バイクで家に帰宅する途中
信号が赤で、橋の上でバイクを止めました。
橋の下を流れるのは金目川。
平塚を見守るようにそびえる大山から流れる水が
平塚の中央を抜け海へとつながる道。
ふと目にした光景は胸を震わせる程美しい物でした。
山間に沈みゆく夕焼けの光とゆっくりと流れる川の水。
その瞬間を切り取って永遠にしまっておきたくなるような
そんな景観でした。
その時に、心の中に残っていた一期一会という言葉が
胸の深いところにストンと落ちました。
あぁ、一期一会とは人との出会いだけではなく
この生活の中の全ての瞬間において当てはまる言葉なんだと。
私が過ごしている今日という日は
昨日亡くなった人があれほどいきたかった明日。
この瞬間に広がる目の前の景色から
毎日当たり前のように食べているご飯一粒一粒、
自分が今抱えている問題でさえ
今日の出会う全ての事が一期一会だと思えば
今私が生きているという事自体が
本当に感謝でしかないなと。
温かい物が心の中に広がっていくのを感じました。
「一期一会」
私の座右の銘になりそうです。
そして今朝
昨日の話を教えてくれたスタッフの日報を広げたら
「お話ししたおばあさん、亡くなったそうです。」との文字が・・・
しばらくその場から動くことができませんでした。