続・紫外線対策の基本
しばらく紫外線対策についてお話を続けています。
今日はその続きです。
紫外線は目に見えず感じる事もできない波長なので
常に紫外線を浴びているという自覚を持って
紫外線対策をするということが大切というお話でしたよね。
その紫外線対策の一つ目が
紫外線の強い時間帯を避けるということ。
10時から15時、基本的に日差しが強い時間帯が紫外線も強いです。
まずはこの時間の外出を避ける事。
完全に出ないというのは難しいでしょうから
極力避けるという意識を持つだけでも違います。
そして2つ目は日陰を利用するということ。
日陰に入れば紫外線の影響は半分になると言われています。
ここまでがこの前のお話でした。
それでは紫外線対策、残りの3つです。
3つ目は日傘を使う、帽子をかぶる。
これは、2つ目と考え方は同じです。
日傘にしても帽子にしても、人為的に日陰を作るのと同じ事ですよね。
帽子にしても、極力つばの広いもののほうが、
紫外線対策としては有効です。
昔の麦わら帽子などは、つばが広く効果的と言えます。
4つ目は衣服で覆う、サングラスをかける。
これも極力肌を覆う衣類を選ぶことをおすすめします。
また、目が薄いものよりも目が詰まっているもののほうが。
これも当たり前ですね。
太陽に向けて生地を透かしてみるとよくわかります。
濃いめの色調で目が詰まっている方が良いです。
とはいえ、なにしろ暑い季節ですから、あまり無理しても大変ですよね。
最近はUVカットの商品も多く出ているので
それらをうまく活用することをおすすめします。
又、サングラスは目への紫外線の対策として非常に効果的です。
UVカットのサングラスをしっかり使えば9割の紫外線のカットが出来ます。
しかし少し気をつけないといけないのは
UVカットがされていないサングラスです。
サングラスの性質上、光量自体をカットし薄暗く見えるので
その分、目の瞳孔が広がります。
UVカットが弱いサングラスの場合、広がった瞳孔に
紫外線を浴びることになってしまうので、危険な場合があります。
なので、しっかりとUVカットがされているか
確認してサングラスを選ぶようにするといいでしょう。
外国の人は日本人に比べ、よくサングラスを利用していますが
それはただファッション目的ではなく
紫外線の影響から目を守るという実利が大きいのです。
日本人に比べ、西洋の人は
肌の色もそうですが瞳の色も日本人に比べ薄いですよね。
つまり、その分日本人よりも紫外線の影響を受けやすいということ。
角膜炎や白内障などが、紫外線が原因となると言われています。
5つ目はUVクリーム(日焼け止め)を有効利用する。
UVクリームは種類や選び方や使い方など
色々としっかり理解して使うことが大切。
この話は次回に持ち越したいと思います。