元気村村長の心･食・体ブログ

超ハブラシの追加情報です。


超ハブラシの開発のきっかけについて
開発者の中田さんのメッセージを頂きました。


「ある日、奥歯のブリッジが壊れ
突然奥歯が二本無くなりました。
そうこうするうちに、反対側の奥歯も不都合が出てきて
つまり６０代にしていきなり８０代の口腔環境に放り込まれ
しみじみ不自由を味わいました。


これ以上歯を失いたくないと
必死に口腔ケアについて勉強し
ブラシ圧について知って磨き方を研究しているときに
偶然同窓会で泊まった旅館でもらった
ペラペラの歯ブラシを使ってひらめきました。


試作品を同年代の近所の方に試してもらうと好評で
加工の仕方を工夫して量産できるようにしました」


とのことです。


うーむ、
やはり発明は悩み考え研究し抜いたときに
ひょんな事から瞬間的にスパークするひらめきによって
生まれる物なのですね。


そんな開発者中田さんのブログはこちらです。


ウェブが苦手ということで
あまり更新はされていないようですが
最初の記事の方に、開発の経緯などものっているそうです。

先日ご紹介した超ハブラシ！
注文した物が届いたので早速使ってみました。


歯磨きはもちろん、
こちらのすごい歯磨き粉！
毛先の横幅を目安にのせます。




そして、いつもと同じように歯に当ててみると


え！？
こんなに軽い！！


力を入れてもハブラシが勝手にしなるので
それ以上力の入れようが無いわけです。


そのしなり加減は思った以上で
なんだか拍子抜けするくらいに軽い。


初めは少し違和感がありましたが
磨いていると、歯に圧がかからない分、とても優しく丁寧に磨けます。
磨こうとしたって磨くだけの圧がかからないわけですから
自然とブラッシングに変わります。


実際にどれくらい圧がかかっているのか計ってみました。


ちょっと写真見にくいですが
少ししなるくらいに力を入れると１０７ｇ




思いっきりしならせても１９６ｇ




理想の圧が２００ｇといわれていますから見事です。


なぜこんなすごい歯ブラシが
未だに広まっていないのだろうと思ってしまいました。


でもこの圧で磨くと、どうやら歯ブラシが普通の倍以上長持ちしてしまうそうです。
そりゃ、ある程度消費してもらわないと大手は困るよなぁ・・・


超ハブラシ、お勧めです！

先日ご紹介した超ハブラシ
早速注文してみました。
色は三種類の中から一番落ち着いているココア色で。


すると発送担当の上野さんという方からメールが。
自宅ショップなのに発送担当までいるのは
結構本格的にやっているのかな？と少し違和感を感じ聞いてみたところ、
なんと上野さんは開発者の娘さんだそうで
ウェブ関連が苦手なお父さんに変わって
受注発送を担当しているとのこと。


実はホームページもお父さんが中途半場に作って投げ出した状況で、
何とかしているといわれているとのことで
つい吹き出してしまいました。


確かに、ホームページはなんだか中途半端で
本当にちゃんと商品がくるのかな・・・
手作り？で大丈夫なのかな・・・
正直ちょっと不安がよぎるようなところもあったので
合点がいきました。


実際ウェブではあまり売れていないようですが
富山市で開催されている蚤の市に出展しており
そこでは毎月４０本ほど売れているそうです。


リピートがやっぱり多いそう。


上野さんのご家族全員が歯では苦労しているそうで
そんな家族への思いと、開発癖が合体して
超ハブラシが生まれたのではないかとのこと。


ハブラシ一本の背景にかいまみえる
家族の温かさ、ぬくもりを感じ、
心に響く物がありました。


超ハブラシ、使ったら感想をアップします。

先日、湘南元気村に湘南ケーブルネットワークの方が来られました。
今年からちょっとしたコラボを行っている
大磯のスパイラルプレゼンスの尾上社長の紹介とのことでした。


不景気の昨今、地元の皆さんに湘南で活躍している
元気な会社の姿や新しい発見を発信していくことで
湘南の街に活力を与えていきたいという趣旨で
「わが街の元気な会社」
という番組を製作しているとの事。


その製作編成グループの主任である村上さんと尾仲さんが
来てくださいました。


村上さんはとても感じの良い美しいお姉さんで
主任でありながらも番組の中では
インタビューまでこなしてしまうプロフェッショナル。
尾仲さんは頼りがいのあるお兄さんで
なんでも任せておけ！みたいな感じでした。


いろいろな打ち合わせをしたのですが
村上さんが自然に話をどんどん引き出してくれるのもので
ついつい、あんな話こんな話と盛り上がり
とても良い時間を過ごせました。


取材は来週末頃からスタートの予定で
放送は５月からスタートしたいということでした。
元気村は地元湘南平塚では移動販売のパン屋を展開しています。
「パン工房ハローエレファン」
今回は、そんな地域に根ざした移動販売の姿を
放送していくようになりそうです。

辻井伸行さんをご存じでしょうか？


有名なピアニストで、なんと１０歳でプロデビュー
その後も日本各地でコンサート活動を行い
２００９年にはヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールにて
日本人初の優勝をかざるという輝かしい実績をもっています。


でも辻井さんは生まれた時から渉外を抱えているのです。
そう、「目が見えない」のです。


生まれたときから目が見えない息子が
音に対して非常に敏感に反応するのを母親が感じ
１歳半からピアノを習わせたそうです。
２歳の時には母親が口ずさんだ歌に合わせておもちゃのピアノで伴奏し
その才能をグングンとのばしていったそうです。


私も辻井さんの事は名前は知っていましたが
詳しいことはあまり知りませんでした。
でも先日読売新聞の記事に辻井さんを取材した内容が
掲載されているのを読んで
いろいろと考えさせられました。


「山あいを吹き抜ける風や川のせせらぎなど
旅先で感じたイメージをふくらませて曲を作るのが大好きなんです！」


と作曲についてインタビューに答えているのですが
とっさに私が思い浮かべたのは
生まれたときから目が見えないということは
山も川も、一度も見たことがないということ。
いったい辻井さんはどんなイメージを思い浮かべているのだろう・・・
ということでした。


そう考えるとかわいそうだな・・・
母親もきっと一度でいいから、山や川をみせてあげたかっただろうな。


でもその時、ガツーンと頭をたたかれたような衝撃を感じました。


「違う！」


藤井さんは見えているんだ！
逆に見えていなかったのは私の方だ！


目が見えないからこそ
目が見える人には考えられないくらい繊細な音の動き
風のながれ、木々の香りを全身を使って見ていたんだと。
そこで感じたイメージが膨らみ曲になっていくのだと。


改めて目が見えることによって、逆に見えなくなっている物の多さに
はっと、気づかされたのです。


かわいそうなんていう言葉は完全にお門違いでした。


私たちは目が見えない人を見て、目が見えることに感謝し
歩けない人を見て、歩けることに感謝し
病の人を見て、健康であることに感謝します。


ただ、そこには確実に
目が見えないからこそ見えている世界
歩けないからこそ感じ取れる世界
病だからこそ、悟る世界があるということを思うのです。