体内時計は自分のリズム
アップテンポな曲を聴くと
何となく気持ちが高揚し
スローテンポな曲を聴くと
気持ちが緩やかに落ち着きますよね。
でも、いくら素晴らしいメロディーの音楽でも
このテンポが滅茶苦茶だったら・・・
聞いていて気持ち悪くなると思います。
私達の体も、あるリズムにそって動いていて
そのリズムに拍子を合わせるように
体の各部位が働き、固有のリズムを刻んでいます。
そのリズムが心地よい状態が健康で
滅茶苦茶な状態が不健康。
そこらへんはやはり、音楽と同じです。
その生体リズムに大きな影響を与えているのが
サーカディアンリズム。
体内時計とも言われますが
人が、外界の刺激をシャットアウトしても
ある一定のリズムを刻みながら
寝起きしたり、体温調節をしたりするリズムが備わっています。
ラテン語でサーカは約、ディアンは1日という意味です。
なぜ約一日?
ここが体内時計のツボで
ぴったり24時間ではないのです。だいたい24時間。
概ね人間のリズムは25時間と言われていますが
個人差もあり、人によって微妙に違ったりします。
なので、
そのまま放っておくと、どんどんずれていってしまいますよね?
その体内時計をリセットしてくれるのが
朝の太陽の光。
毎朝明るい光が目にはいることで脳に刺激を与え
体内時計がずれないようにしっかりとリセットしてくれるのです。
なので、朝気持ちよく朝日を浴びるというのは
健康上、とっても大切なことなんですね!
また体内時計を合わせるためには
就寝時間と起床時間や、朝昼晩の食事など
毎日規則的に行われる生活習慣なども大切な要素。
美しい音楽を奏でるように
規則的な毎日を過ごすと言うことが
健康につながるのでしょうね!
まずは毎日の生活から。
自分の毎日を一つの音楽だと思えば
そのメロディを支えるリズムはとても大切。
自分のリズムを感じながら生活してみましょう!