清涼飲料水の罠
普段何気なく手にする清涼飲料水。
実はものすごい量の糖分が入っているってご存じでしょうか?
一般的な市販飲料の多くには
100mlあたり約10g程度の糖分が入っており、
スポーツドリンクにも100mlあたり6g程度の糖分が入っています。
スポーツドリンクをもし1リットル飲んだとすると・・・
60gの糖分。
これを一般的な2g入りのスティックシュガーに置き換えると、
なんと30本分。
コカコーラだと、こんな事になります。こわいですね・・・
スティックシュガーを30本食べましょう!
といってもなかなか食べれませんが、
スポーツドリンクとなると平気でガブガブ飲んでしまう、
これが怖ろしいところです。
糖分の過剰摂取で血糖値が上がると、
それを薄めようと身体が水を求めるので余計に喉が渇きます。
そしてさらにドリンクを飲んでしまうと言うのが悪循環。
血糖値が高めの方が、連日のように清涼飲料水を飲み続けると、
急激に血糖値があがり、意識を失うケースもあると言います。
これがペットボトル症候群。
意外と知られておらず、
自覚がないケースがほとんどで、
どこでも冷たく冷えた清涼飲料水が手に入る環境のせいで、
夏場には特に注意が必要です。
もう秋ですが。
スーパーのスポーツドリンク売り場で
水より体内への吸収が早いので
運動後の水分補給におすすめ!と書いてありましたが
それはスポーツ飲料の一つの側面であって、
全体を見て判断すべきだということを忘れては行けません。
吸収が早いからって
糖分をガンガン摂取して良い分けないですし。
私はスポーツドリンクを飲む時
よく、水で割って飲んでいます。二倍に薄めます。
それでも全然飲みやすいですよ。
ただ、これだけ市販のドリンクに砂糖が入っていると知ってしまうと、
飲むのが怖くなりますね。
たまに気分転換に飲む分には問題ありませんが、
極力ジュースに頼らず、水やお茶などで水分補給しましょう。
水分補給には桑茶もオススメです。