元気村が目指すところ
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2011年8月17日
元気村は地元湘南平塚で
移動販売のパン屋を運営しています。
屋号はハローエレファン。
もう地元で長いパン屋さんで
私が小学校四年生の頃、父が生まれ故郷に帰ってきて
スタートしたのが、この移動のパン屋。
かれこれもう20年近く
毎日のようにお客様の所に車で訪問し
美味しいこだわりパンをお届けしてきました。
世の中がどんどん便利になり
今やお財布さえ持っていれば
誰とも何の会話をしなくても必要な物がそろってしまう
そんな便利な時代です。
だからこそ一件、一件
一人一人のお客様とお話をしながら
笑い、共感し、喜び
商品をお届けしていくこの移動販売という仕事は
ものすごく価値のある仕組みだと思っています。
その人と人の繋がりの暖かさ。
移動販売は物をお届けするのではなく
そういう、目に見えない暖かい何か
絆とか、元気とか、笑顔だとか・・・
そういう何かをお届けする、移動販売でありたいと常々思っています。
流通が、個人商店から商店街へ
商店街から百貨店へ移り変わり、
百貨店が勢いを失ってからコンビニへと移り変わってきました。
そして今やコンビニが
日本中ひしめいていますが
次の流通業態はどうなっていくのか・・・
セブンイレブンが移動販売を始めました。
そしてファミリーマートも移動販売用の車両を開発し
今月中旬から被災地や過疎地にむけて
100台を投入するとの事。
消費者と流通業者との間が
個人商店という非常に近いところから
百貨店という、業者主導の流れに移行し
そこからコンビにという形でまた消費者に近づいてきています。
今後はさらに消費者と業者が近づいていくとすれば
世の流れがそういう繋がりを求める時代に入っていくとすれば
これからはこの移動販売、
ひとつの大きな流れになっていく
可能性を秘めているかと思うのです。
そのキーワードになるのが「村」なんじゃないかと。
人と人がもっと近く温かくつながりを感じれる
そんなキーワード。
「地球村」というフレーズもありますが
村という言葉には、人と人が近いところでつながっている
そんな響きがあります。
人がもう少しだけ周りの人を大事に思って
共に笑い、共に喜び、共に学ぶことを選択すれば
それは村になっていくのかなと思うのです。
元気村。
それは、一人ひとりが生き生きと輝き
心、食、体が健康で満たされた状態で生き
そんな個人が周りとつながっていくところに
元気と、健康と、喜びと、他にもたくさんの暖かいものが
伝達し広がっていく。
それが元気村の目指しているところです。
リアルな現場では移動販売を通して
ネットの中では、心食体の健康情報などの発信を通しての
元気村づくり。
ぜひ、このブログを通して
元気村を感じていってください。
馬鹿なパン屋 ~元気村物語1~