感情を味方につける。
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2011年8月12日
運動習慣を作るためのヒントとして
3つの要素を味方につけるというお話。
一つ目は理由、
二つ目は時間。
そして今日は最後の三つ目のお話となります。
理由と時間を味方につけても
この最後の三つ目を味方につけることができないと
台無し!といっても良いかもしれません。
その三つ目とは・・・・
「感情」です。
理由と時間までは意志の範囲です。
そしてこの意思を越えるのが感情。
だから、結局のところこの感情を味方につけない限り
一度や二度は続いたとしても
習慣化のハードルは遠いものとなります。
一年の計は元旦にありで、
一年の計画を色々と立ててスタートしたはいいけれど
一ヵ月後には何の計画だったか覚えてもいない・・・
明日から早起きしよう!
と決意して次の日の朝になると眠すぎて
「やっぱり明日の朝からにしよう」
こんなのはよくある話で、その度に
「あぁ、自分は何て意思が弱いのだろう」とつぶやく。
意思が弱いのは、おそらくこの地球上に住む人類の
9割以上がそうだと思います。(笑)
で、意思が強いと思われる一部の人も
実はやっぱり意思が極端に強いわけではない。
じゃぁ、何が違うのかって言うと
「意思よりも感情を動かしている」
と思うのです。
本人は意思でやっているというよりも
ある意味、やりたくてやっているという状態。
それが周りから見れば、すごい意思が強いように思える。
やりたいことをやるのに努力はいりませんよね。
いかにやりたいことにするか。
それが感情を味方につけると言うことです。
感情にアプローチするための方法は
イメージの力を活用すること。
運動の習慣を作りたいわけですが
目的は習慣を作ること自体にあるのではなく
その習慣を通して得られる「何か」を得るために動くわけです。
その何かをありありとイメージする。
まるでそれが実現したかのように。
体重を量ったときに、みごと自分の理想体重!
今までのズボンがだぶだぶで着れなくなっている自分。
ジムで服を脱いだら、
まわりから感嘆のためいきと、あこがれの視線!
念願の富士登山に挑戦し、額に流れる汗を拭きながら
頂上で、日の出を見ている自分。
妄想?はい。妄想でいいんです。
自分の感情が動けば、それでよいです。
別に誰に見られるわけでもないですし。
今やっていることの延長線上に
そのイメージがあれば、感情を味方につけることができます。
大事なのは自分は何を求めているのかという
「自分の願望」を明確にしてイメージすると言うこと。
それは自分自身と向き合うことでもあります。
求めなければ何も手に入りません。
そして求めることにお金はかかりません。
自分の感情が動く願望とは何か?
一度たちどまって考えてみる時間も大切ですよね。
もう一つ、感情を動かす方法として
負の感情にアクセスするという方法があります。
これは少し辛いのですが、
せっかくですので次回お話ししていきたいと思います。