3000本の桜の木
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2011年3月13日
とても気持ちの良い日差しと
急に春めいてきた陽気に誘われるように
今日は仕事を一足早く切り上げて
桜を眺めに行って来ました。
妻と子供達を連れ出して
厚木の飯山白山森林公園へ。
車で走っているだけで
あちらこちらに咲き誇る桜がなんとも美しくて
癒されます。
飯山は神奈川県内でも有名な桜の名所らしく
この桜の季節には3000本もの桜が咲き乱れ
桜祭りも開催されているそう。
ただもう夕暮れ時ということもあって
車どおりもそこまで多くなく
スムーズに駐車場まで入ることができました。
さすが有名どころとあって
敷地内に桜の木がたくさん植わっており
見ごたえのある景色でした。
少し残念だったのは
思ったより散り始めてしまっていたところ。
それもそのはず、桜祭りの日程が3月の下旬から4月の初旬とのこと。
散って下に落ちた花びらが地面をところどころピンク色に染め
それはそれでまた味わいがあります。
息子は花びらを一生懸命手に集め
空中に散らしては、「みてみて!きれいだよ!」と
盛り上がっていました。
気がつけば4月ももう半ば。
私が何を思い、何を感じ、何をしていたとしても
時は流れ季節も移り変わっていく。
季節の移り変わりに思いを馳せながら
桜を眺めていると
上にのぼっていける階段が。
下から見上げる桜も良いですが、
上から眺めるとまた違った味わいがありますよ!
というようなことが書いてります。
上っていくと
今まで下から見上げていた桜が
どんどん視野の下に移動していきます。
そして上りきったところからの眺めは
まるで桜の上に浮いているような素敵な眺めでした。
静かな神社を一周し
どっしりと構えた大木に時の重さと歴史を感じ
桜色に染められた景色の中を家族でのんびりと歩き、
ゆっくりと時間は流れ・・・
ずっと下っていくと桜がいっぱいの広場に公園があり
思いっきり駆け出す子供達。
「パパぁ~ブランコ押してぇ~!!」
「桜、きれいだねぇ」
「いいから、おして!」
桜よりもブランコに夢中の子供達の背中を押しながら
短い時間でしたが今年の春を満喫することができました。