歯磨き習慣で大切な考え方とは?
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2010年10月14日
先回、夜寝る前の歯磨きが一番大切という話をしました。
とはいえ、他の時間の歯磨きは大切じゃないの?といわれれば
やっぱり大切なわけで。
毎食後3回と、朝起きたとき、寝る前で5回。
それぞれ10分以上。
できればベストですよね。
かといって、毎日続けていく事を考えると
無理なことをいっても続きません。
大事なのは歯磨き習慣における考え方だと思います。
基本的な考え方は
「その日の汚れはその日に落とす」です。
なぜなら、磨き残しや歯垢の取り残しは
唾液の中のカルシウムと結合してしまいます。
それが歯石です。
歯垢が残っていると、最短24時間で歯石になると言われています。
歯垢なら歯磨きで落とせますが
歯石になると歯磨きでは落とせません。
なので
「その日の汚れはその日に落とす。」
これが基本です。
では、それを前提に
どう歯磨き習慣を組み込んでいくか。
毎回の歯磨きで完璧を目指すのは大変です。
なので朝の歯磨きはエチケット磨き。
夜の間に繁殖した雑菌を落とすことを目的に
シャカシャカと軽く全体的に磨きます。
それか毎食後の歯磨きは
できる範囲で極力行う事。
完璧を目指さなくても、口の中の汚れを
ざっくりかき出しておくだけでも効果は高いはず。
そしてその日の汚れをその日に落とす一番大切な時間が夜の寝る前の時間。
とにかく、この最後の一回の歯磨きは
完璧を目指して磨くこと。
しっかり最低10分以上時間をかけて
1日かけてたまってしまった汚れを
翌日には絶対に繰り越さない決意で磨くのです。
そう考えれば少し気が楽になりませんか?
できるだけ歯磨きの回数は増やすけれど
完璧を目指すのは寝る前の一回だけ。
どうでしょう!
まぁ、全てを完璧にやるにこしたことはないので
できる人は頑張ってくださいね。
次回は完璧を目指す
夜の歯磨きのおすすめタイムをご紹介。
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